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東日本大震災に伴う地殻変動 [自然・気象]

今日、土地家屋調査士の人たちが、ウチの牧草地の端っこに「3級基準点」を設置
していった。一昨年の大地震で、私たちの地域も4m位東に動いたということで、
街区単位で測量を行い、法務局に備えられている地図を修正する、ということらしい。P1290003.JPG
60Cm程掘ってコンクリートで固める、というかなりしっかりした物P1290002.JPG
私はこの2週間ばかり体調不良もあって、仕事が進まなかったが、今日は天気も良く
余り寒くもなかったので堆肥運び。春めいてはきたが、農道の一部には吹き溜まりが
あるので、先ずトラクタで除雪をしてから3台ばかり運んだ。P1290004.JPG

2週間以上も遅れて [牛]

風邪もだいぶ良くなったことだし、乾草が残り少なくなったので代替え乾草を
運んでいた。3回目の荷卸しの時、何気なく顔を向けた先に子牛の体が半分出て
いるのが見えた。1月8日が予定日だったが中々生まれないな~と気にしていた
ひらみつ(平茂勝ー美津福ー賢深)のお産だった。先日モミガラを入れたので子牛も
モミガラまみれになりそうだったので、急いでワラを入れてやった。予定より17日も
遅れるのはやっぱり安福久、大幅に遅れた割にはふつうの大きさのメスだった。P1250001.JPG
あまり寒くならない内に生まれて良かった。 
 これで今月のお産はお終い。来月も5頭の予定。

眠む~

10日程前から風邪気味で、体調がよく調子に乗って動くと不調になったり、
一進一退を繰り返していた。一昨日関節痛がひどいので、遂に医者に行って来た。
検査の結果、インフルエンザでも肺炎でも無いということでのみ薬を出してもらった。
昨日は採卵があり、ドナーは安平♀種は花之国でやってみた。P1230001.JPG
発情兆候がイマイチだったこともあり、あまり期待はできないと思っていたが、A-3
C-1と計4個という結果。午後に同期化していたホルスに新鮮卵で移植。
昨日は会議もあったり忙しかったが、夜は夜でホルスのお産。初産だが和牛の種を
付けてあったので簡単に生まれるかと思ったら、足先だけで中々出てこない。1時頃
助産に行くと足の太さでオスとすぐ分かった。またしても出産ヘルパーの出動、
F1ながらホルス並みの大きさ。夜も更けて疲れたので「最初のミルク」を飲ませワラを
たっぷり掛けて牛舎をあとにした。P1240003.JPG
それから風呂に入って寝たのが3時近く、
今日は会議などがあったが眠むくて大変だった。今夜は早く寝る。

逆転層 [自然・気象]

今朝も寒く、予想では-6度位だったがそれ以下に下がったようだ。昨夜はよく晴れ星が
見えた。その分放射冷却で良く冷え込んだ。朝 街の方を見るとたき火の煙が横に広がり
放射冷却性の逆転層となっているのがよく分かる。P1200002.JPG
朝は寒かったが昼頃晴れ間もあっていくらか暖かくなった。この前半分堆肥を出した
パドック牛舎の、残りを出してもみ殻を入れた。P1200004.JPG
昨日までは堆肥が凍ってゴロゴロ状態だったので、爪や足を痛めないかと気になって
いたが、これでしばらくは安心だ。あとは面積に見合った頭数にしたいがおいそれとは
いかない。

牛の生命力 [牛]

4~5日前から風邪をひいたみたいで倦怠感があり、喉は痛い、はなは出る悪寒はする
で辛かったが、寝込むほどではなかったので何とか朝夕の仕事だけはしていた。
昨日は阪神大震災から18年という日で、あの朝もひどく冷え込んだ朝だった。
水道管を融かしながら牛舎のラジオから次々報じられる被災状況を聞いていた。
大変なことが起きていることは分かったが、どうすることもできずもどかしく思ったものだ。

昨夕、乳牛舎に繋いでいた かつただはる(勝忠平ー安糸晴ー糸晴波)がお産のそぶり
を見せた。まだもう少し先と思っていたが、14日の予定日で3日も過ぎているではないか。
急いで分娩房の牛をパドック牛舎に移し敷き藁を切り足し牛の入れ替えをした。
お産直前に外の寒い所に出すのはかわいそうだったがどうしようもない。ことに昨夜は
良く晴れてシンシンと冷え込む夜で、難産でなければいいがと、モー安心のカメラで
何度も様子を見ながらコタツで待った。1時近くに体の半分位出たところで止まってしまった
ように見えたので、急いで行ってみた。神経質な牛で人が近づいたので起き上がった拍子
に子牛が生まれ出た。袋を被っていたのでそれを取ると親牛も舐め始め一安心。
とにかく寒ったのでカミさんも出てきてぼろきれで拭こうとしたが、親が興奮しているので
人が近くに居ない方がいいと判断、朝になったら子牛が凍死 なんてことが無ければ
いいが、と心配しながら床に就いた。  今朝行って見ると元気にオッパイを飲んでいた。P1180002.JPG
今朝も-12度位まで下がったと思われるが牛の生命力の強さに感心した。
子牛は茂洋のメス、勝忠から生れたにしてはあまり大きくない、 でも元気が何より
P1180003.JPG

雪 宿り

予報通り昼前から雪が降りだし、こんな時はトラクタやダンプに乗ったままでも
出来る堆肥運びをしよう、と始めたが凍った路面に雪が積もって山坂を4WDでも
登れず、後ろ向きのまま滑り下って肝を冷やした。無理をして事故や故障するよりは
やめた方がいいと、作業中止。雪は夕方までに12~13Cmほど積もり、滑る雪なので
トラクタにチェーンを巻き除雪。
子牛は雪の中でも元気に走りまわっていたが、仕事を終えて家に入る前に見回ったら
子牛のほかに黒いものが。P1140001.JPG
近づいて見るとタヌキではないか。いつも人が離れると来て牛のエサを食っている奴で
先日も気ずかれないように近づきホークで叩きつけたが逃げられてしまった。真菌性皮膚病?
のようで脇腹の毛が抜けたハゲタヌキ、牛にうつされたのでは大変なので退治したいが、
雪を避けて「雪宿り」と、わらの上にうずくまっていた。正面からまっすぐ見られると
正月早々から殺生もちょっと気が咎めるし、自分も今日は危ない目にあったが事なきを
得たので、それに免じて叩くのはやめた。こっちの心理を読んでいるのか2mほどに
近づいても逃げもしない。P1140003.JPG


今日は平茂晴 ET産子 [牛]

今朝も寒かったー、-11度位まで下がったようだ。しかし、昼頃から晴間も出て気温が
上がってきた。それを待っていたかのように きくひらのお産が始まった。P1120001.JPG
ウチのように屋根だけの外気を遮るものが無い
牛舎だと、牛がお産のタイミングも計っているみたい。9日の時もそうだった。
今日生まれた牛は有田牧場由来のミックの卵、平茂晴ー平茂勝ー安福165-9
足先を見てメスだと判った。小さそうなので、すんなり生まれるかと見ていたが
中々出てこないので、助産、P1120003.JPG
親がすぐ舐めて世話をしてくれたので、後は親にお任せ。1時間もしない内に
オッパイを飲み始め、小さいけれど元気がいい。P1120009.JPG

2013年 初市 [牛]

今朝は寒かったー、北海道のー30度には及ばないが、-13度だったとか。 
いつもより早く起きて先ずは搾乳を済ませようとしたが、水もお湯も出ない。何とか
家からお湯を持ってきて水道を融かしたがパイプが割れていた。応急的にビニルテープを
巻いてしのいだ。市場には9時前に着き牛の手入れ後、初市式 鏡開きの後牛乳で乾杯
餅まきなど。カメラが不調でセレモニーの写真は撮れず。我が家の牛は270Kg位
ありそうとおもったが、秤に乗せたら250余Kgしかなくてがっくり。他の牛と並べると
歴然。左の舞鶴メスは307日253Kg,右の平茂晴 去267日は254KgP1100001.JPG
競りでは402千円と431千円、小さかった割にはご高配頂きました、有難うございます。
 今朝あまりにも寒かったので昨日生まれた子牛はどうなっているか心配だったが、
元気にオッパイを飲んでいた。P1100002.JPG
牛舎が空いたので来月出す牛を連れてきた、安福久と芳之国のメスP1100011.JPG
久のメスは保留予定だったが、年度末が近くなって首が回らなくなってきた。

花国安福産子 [牛]

また冬らしくなって雪の降る寒い日だった。昼ごろ、一昨年8月に導入した さち( 安平幸
ー金幸ー平茂勝)のお産が始った。羊膜が見えても足が出てこないのでしはらく様子見P1090004.JPG
昼飯を食べてから行って見ると羊膜が破れて足先が少し見えた、親は息むが頭がまったく
出てこない。手を入れて診ると産道が狭くて頭がつかえていたので出産ヘルパーの出番。
頭の上に手を添えながら引っ張り 何とか半分は出したが、今度は腰が引っかかって
全部引き出すのにかなり苦労した。P1090006.JPG
初産の仔にしては大きなメス子牛だった。父は花国安福、寒いのでカミさんがぼろきれを
持って拭き始めたら、親も立って舐め始めたので一安心。P1090007.JPG
他の子牛に初乳を飲まれた可能性があるので、「最初のミルク」を飲ませた。
3時間もしないうちに立って歩きだしたし、毛も乾いたので大丈夫そう。P1090010.JPG

敷き料交換  [農作業]

ここ3日程晴れて穏やかな日が続いているが、これからが寒さの本番となる。 
今の内にと敷き料交換をした。1年に1度の敷き料交換でいいはずのパドック牛舎も
牛を過剰に入れているので乾くどころか凍ってゴロゴロ状態となっていた。P1080001.JPG
牛は汚れるし寒い時期にこの状態ではかなりのストレスになっているだろう、とは
思っていたがやっと今日半分入れ替えをした。P1080004.JPG
追って残りもやらなければならないが、堆肥の置き場所の確保や様々行事予定が
あって思い通りに進まない。

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