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牛の移動 [農作業]

3月24日のET産子の分娩で3月のお産は終わり。2月3月初めに生まれた子牛達が
ウチの敷地から公道の方まで遠征するようになり、事故や近所からの苦情がくると
困るので、親子ともども移動したり、出ないように横木をとりつけたりした。空けた牛房
のボロ出し後、26日が予定日の牛と4月10日予定の2頭を入れた。
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日曜日に生まれた白清85-3産子だいぶ活発に動きまわるようになった。
県の種牛を管理している種山に電話して「種雄牛候補にどうですか」と冗談半分に
申し入れたが、他県の種雄牛の種はちょっと・・・と断られた。
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やっぱり去勢か

やっと生まれた [牛]

OO85-3の受精卵を移植していたホルスがお産した。ただ、2週間ほど前からお産が
始るようなそぶりを度々見せて気がかりだった。
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しかし、今朝から乳が漏れ出し今度こそ生まれると、準備して待った。ところが
中々出て来ず手を入れてみたら頸管は開いて袋の上から足に触ることができた。
ところが、そこからも中々進まず、気になったので獣医さんに相談した。日曜日だったが
先生も心配して来てくれ、触診している内に尿膜が破れ、頸管部を越しているし子牛の
動きが無いみたいで気になるので引き出そう、ということになった。産道の緩みが
足りなかったのか少し手間取ったが引き出した。子牛は大丈夫だった、メスが欲しかった
が、小さ目のオスだった。何はともあれ無事に生まれて良かったよかった。
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最初のミルクを飲ませて保育箱の中でお休み。
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母は勝忠平♀で安糸福の異父姉妹になる、生まれた牛は安糸福の甥になる。

稲わら出庫 [農作業]

乾っとシートの在庫試験 ということで、ワラのロールをシートで被い一冬保存してみた。
昨年10月下旬の被覆の様子。
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10日ほど前から雪が一気に減って地面も乾いてきた。ワラを送り出す予定があったので
5か月ぶりにシートを剥いだ。
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被覆する時点でほぼ仕上がった状態だったが保存状態は良好だった。
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かさばるので大型車でも36個で一杯。
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ネットが大きく破れたロールをほぐしてみたが問題無さそう。
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3月 基本登録審査 [牛]

今日は強い風に時折雪が混じり寒い一日だったが、3月の基本登録審査が予定されて
おり、肉牛集出荷場に26頭が集合。
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私も先日削蹄してもらった牛を、一昨日洗って受審した。和牛の腹を借りて生まれた
ET産子。 きたふじ5 (忠富士ー北国7-8-紋次郎)21.3ヶ月齢
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体高は131Cmあり他の部位も標準を上回っていて82.2点だった。ただ肩付き 中躯への
移行などにちょっと難がある、との指摘。でも、82点を越えたのでまあ満足。
6月初めに美国桜をお産する予定。P3200003.JPG

草地更新準備 [農作業]

放射能除染のための草地更新が中々できず、遂に2年目になってしまった。一部は
堆肥と炭カル散布はしたが、草地に笹や灌木が侵入してだんだん狭くなっているので
笹竹や雑木の排除作業を始めた。昨年一か所は終わっているので、今度は別の草地。
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草地の周りの木から伸びた枝をよけてトラクタを走らすもんだから、モアの届かない所に
笹がはびこり、草地をだんだん狭くしていく。今日やった所は角なもんで10mも笹が
入っていた。早く終わらせてプラウを引かなければならない。

3頭 削蹄 [牛]

4月の子牛市場まであと3週間程となり、次回上場予定の牛の削蹄をしてもらった。
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菊安舞鶴 メス、6月18日生まれ 母は美津福ー平茂勝 250Kg位
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去勢は2頭 ET産子 白清85-3-平茂勝ー安福165-9 6月11日生まれ。260Kg位P3170002.JPG
もう一頭は 去勢 平茂晴ー安糸福ー平茂勝8月14日生まれ。発育が良いので
8か月齢で出荷することになりそう。270Kg位ありそう。   
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あと20日余りでどれだけ大きくなるかな~


肉牛出発式 [牛]

第16回いわい東農協枝肉研究会が開催されるに当たり今日 出発式が行われた。
今回の出品は24頭、その中で私が関心を持ったのは勝忠鶴 産子 勝忠鶴は
菊安舞鶴の異父兄弟で、(社)家畜改良事業団 初の勝忠平 息牛として3年程前
デビューした牛。しかし、あまり目立った活躍の話は聞かない。血統は勝忠鶴ー北国7-8
安平、肥育者は実績のある若手なので興味津々。真ん中の牛
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ちなみに、向かって右が菊安舞鶴、左が安糸福 いずれも去勢。  今回の出品牛の
中に我が家生まれは居ないのは残念・・。そういえば、申告準備で忘れていたが、
先週の子牛市場の結果、百合茂 雌 295日齢体重270Kg体高116.0Cm
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写真の通り、421000円也(税別)メスの平均価格を少しだが上回った
ので、まあ良しとしましょう。

妊娠鑑定 7頭 [牛]

確定申告をやっと済ませた。パソコンに打ち込みさえすれば、ボタン一つで決算書、
消費税の申告書まで出してくれるから、さすがに 文明の利器 はありがたい、と
思っていた。しかし、昨年買い替えたパソコンにデータの引っ越しがうまくいって
いなかったみたいで、減価償却費や育成費の計算ができない。引っ越しソフトを使った
のだけれど、古いパソコンのデータ消去の機能があって前のデータを呼び出せない。
仕方なく昨年の紙データを素に入力し直した。何とか決算を結んで昼近くに青申会の
事務局をしている農協の担当者に預けて、今年の申告は終わり。
午後、年末から年始にかけて授精や移植した牛の妊鑑をしてもらった。全部で7頭
O,Kだった。昨年秋は暑さが長引き秋の種付けは受胎率が悪かった。それらが
年末年始にかけてバタバタと種付けしみんなうまくいった。今まで移植の成功率が
余り良くなかったホルスも今回は1回で受胎。もっともおまじないとして、1週間だけ
使ったCIDRを入れてみたが、そのせいもあるのかうまくいった。もう一頭2月25日に
移植した和牛にも移植後に挿入、3月10日に抜いて12日辺り注意してたが
静かなもんだ。これもうまくいったかも・・・
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この牛には 勝忠平ー菊安舞鶴ー花国 という卵を入れてあるのでメスだといいが・・

秋田の出張二日目 [お勉強]

3月6日朝、分娩予定日を大幅に過ぎてい牛が気になってモー安心の映像を携帯から
確認した。親牛が尻から赤い物を垂らして鳴いているのが見えた。カミさんの声も聞こえ
子牛を小屋に戻すところだったようだ。間もなく子牛が親の周りを歩いているのが見えた。
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先ずは留守宅の方は一安心。    ホテルを出て秋田県畜産試験場に向かった。
ここもかなりの雪、先ずは事務所へ挨拶。NEC_0067.JPG
ここでは昨年の長崎全共でも活躍した「義平福」を見学。体高160Cmと大きな牛だ。
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難産の確率もやや高いということだが、肉質が良くて枝重が取れれば言うこと無しだが
残念ながら他県の牛。県外にはわずかしか出していないとのこと。
どこか遠出をするとお土産や何かその土地ならではの産物が無いかと、産直や道の駅
などに寄るが、道の駅 せんなん で見かけた 豆腐カステラNEC_0075.JPG
ごごは横手の橋本牧場を視察見学。橋本さんとは前夜懇談を持ったが、この日は農場を
見せてもらった。義平福産子でBMS 12でチャンピオン賞を受賞された方。
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ご両親と本人、弟さんの4人で経営されていて、この日は父上と二人で対応して頂いた。
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外は2mもあろうかという積雪だがパイプハウスを活用して子牛や繁殖親牛を管理
されていた。NEC_0080.JPG
この牛舎の床は敷き料をたっぷり入れ時々トラクタでロータリーを掛けるということで
敷き料の節約や牛体の汚れが少なくなる効果もありそう。肥育牛はもう一か所の牛舎で
飼われていた。屋根から落ちた雪が窓を塞いでしまうのでどうしても中は暗くなる。
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この日も午前中は導入した牛の徐角をしていたそうだが、ポイントをしっかり押さえて
管理されていることが好成績につながっていると思われる。
帰途立ち寄った岩手県側、錦秋瑚サービスエリア、P3050007.JPG
次回は雪の無いときに行ってみたい。

秋田へ出張 [お勉強]

3月5日 6日と秋田へ行って来た。農場訪問と子牛市場見学、そして秋田県畜産試験場
で今話題の義平福を見てきた。8時半営農センターを出て、東北道、秋田道と高速道路
を走って奥羽山脈を越えるのだが、岩手でも有数の豪雪地湯田の辺りから道の両側の
雪が人の背丈ほどに残っていてまるで別世界。NEC_0042.JPG
横手市を抜けて向かったのが由利本荘市の秋田総合家畜市場、この辺は海沿いで
雪もずっと少ない。NEC_0043.JPG
秋田も子牛は高く特に義平福産子は地元購買者に補助金が出るそうで一層高い
ようだ。NEC_0044.JPG子牛達は結構穀類を食っているように見えた。NEC_0046.JPG
市場見学の後、見学と試飲もさせてくれるという酒蔵に寄った。NEC_0048.JPG良質な地下水が豊富ということで、水の試飲からNEC_0050.JPG醗酵タンクの上から覗くとプツプツと沸いて
アルコール発酵のいい香りがする。NEC_0051.JPG最後に絞っている所で
生酒を試飲。NEC_0055.JPG
NEC_0056.JPG帰る前に玄関脇の展示販売コーナーでお買い物。NEC_0057.JPGここの蔵人たちは夏は米を作り、秋から春まで
自分たちの作った米で酒造りをするそうで、これならTPPもあまり影響ないか・・・
夜は横手市内の米沢亭にて懇談会。NEC_0058.JPG農協の担当者は風邪で欠席、見えたのは
一部一貫肥育170余頭飼育の橋本さん。P3040002.JPG
ということで、朝から晩までの日程と車に乗っている時間が多く疲れた。

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