秋田の出張二日目

3月6日朝、分娩予定日を大幅に過ぎてい牛が気になってモー安心の映像を携帯から
確認した。親牛が尻から赤い物を垂らして鳴いているのが見えた。カミさんの声も聞こえ
子牛を小屋に戻すところだったようだ。間もなく子牛が親の周りを歩いているのが見えた。

先ずは留守宅の方は一安心。　　　　ホテルを出て秋田県畜産試験場に向かった。
ここもかなりの雪、先ずは事務所へ挨拶。
ここでは昨年の長崎全共でも活躍した「義平福」を見学。体高160Ｃｍと大きな牛だ。


難産の確率もやや高いということだが、肉質が良くて枝重が取れれば言うこと無しだが
残念ながら他県の牛。県外にはわずかしか出していないとのこと。
どこか遠出をするとお土産や何かその土地ならではの産物が無いかと、産直や道の駅
などに寄るが、道の駅　せんなん　で見かけた　豆腐カステラ
ごごは横手の橋本牧場を視察見学。橋本さんとは前夜懇談を持ったが、この日は農場を
見せてもらった。義平福産子でＢＭＳ　12でチャンピオン賞を受賞された方。

ご両親と本人、弟さんの4人で経営されていて、この日は父上と二人で対応して頂いた。

外は2ｍもあろうかという積雪だがパイプハウスを活用して子牛や繁殖親牛を管理
されていた。
この牛舎の床は敷き料をたっぷり入れ時々トラクタでロータリーを掛けるということで
敷き料の節約や牛体の汚れが少なくなる効果もありそう。肥育牛はもう一か所の牛舎で
飼われていた。屋根から落ちた雪が窓を塞いでしまうのでどうしても中は暗くなる。

この日も午前中は導入した牛の徐角をしていたそうだが、ポイントをしっかり押さえて
管理されていることが好成績につながっていると思われる。
帰途立ち寄った岩手県側、錦秋瑚サービスエリア、
次回は雪の無いときに行ってみたい。